あけましておめでとうございます!
そして嬉しいやら悲しいやらで、
また歳をとりました。。
ここ数年前から、親戚へお歳暮を渡せるようになり、
自分の子供、友達の子供達へ
お年玉をあげれるようになった事を嬉しく思う。
多額の借金を抱え、生活費すらキツキツで
死んだように生きてた頃から比べたら
ずいぶんまともな生き方が出来るようになった。
雪国の寒い地の冬でもストーブすら
つけずに沢山服を着込んで過ごしてた時期もあった。
冬にガス代が払えず、カセットコンロで
お湯を沸かしてペットボトルに溜めて
震えながら「にわかシャワー」を浴びていた時期も。
敷き布団が買えず床に寝ていた時期も。
普通の生活が出来ている人が羨ましかった。
昔、普通よりちょっと良い生活を目指して
簡単に稼げそうな情報に次々引っかかり、騙され、
借金がドンドン膨らみ、早く返したくて
ギャンブルにも手を出した。借金はさらに膨らんだ。
そんな悪循環は10年くらい続いた。
そんな自分が情けなくて、情けなくて、
ニュースで殺人事件など見るたび、
こんな良い人が殺されるなら
自分が身代わりにでもなれたらいいのに。
等と考える事もあった。
当時は完全に心は死んでいたかもしれない。
でもどっかで救われる日がくると信じてた。
自虐の念に駆られ、
なるべく人がやりたがらないような仕事に就いていた。
社会に貢献する事によって、
少しでも自分のマイナス面を
埋めたような気になりたかった。
なんとかしてドン底から這い上がりたくて、
努力もしたけど、努力の方向が間違っていた事を
指摘され、まともな情報をくれる人と繋がれた。
私が立ち直るきっかけは人との縁だった。
そこからはトントン拍子に明るい方向に
進んで行けるようになった。
今はこの、ごく普通とも取れるなんでもない生活が、
普通にあったかい部屋で過ごせる事、
正月に家族や親戚、友人達と笑い合える日々が、
とてつもなく幸せに感じる。
いったん枯れてしまった心が徐々に
潤いを取り戻して、また咲ける日を夢見てる感覚。
奇跡で溢れて足りないや(アイネクライネより)
ずっとずっと変わらずにこんな平和な正月を
迎える事が出来たらなぁと思うけど、
ずっと同じはない事は分かってる。
子供もあと数年すると私から離れていくだろうし
親や親戚も歳を重ねる事で今と同じようにはならない。
自分にしたって、明日生きている保証はない。
一期一会な日々を大事にしていこう。
なんでもなさそうな平和がとてもありがたい。
お正月の3が日はいつもよりすこし
のんびり時間が過ぎて心地いい。
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